サウジアラビア第二の国営航空会社・リヤド・エアは、2024年9月12日(木)より、サウジアラビア民間航空総局(GACA)からの航空運送事業許可(AOC)取得に向け、非商用飛行を開始しました。
初の非商用飛行はリヤド発ジェッダ行きのRX5001便で、サウディアからリースされたボーイング787-9型機「機体記号:HZ-ARA」を使用して実施されています。リヤド・エアは今後数か月間で、サウジアラビア国内および国外に向けた非商用飛行を複数回実施する予定。2025年の就航を目指します。
リヤド・エアは2023年3月に設立が発表され、既に787-9を72機(うちオプション33機)購入する契約を締結済み。既に紫色をベースとした実機の塗装がお披露目されており、各地の航空ショーなどでその姿が目撃されています。同社は2030年までに世界100都市以上への就航を計画。リヤドで建設が進む、滑走路6本を有する世界最大級の空港「キング・サルマン国際空港」の存在も、この計画を後押しします。