横須賀を母港とし、厚木基地の第5空母航空団(CVW-5)を搭載するアメリカ海軍の原子力空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)は、2012年10月29日に親善訪問を終えてフィリピンのマニラを出港しました。
ワシントンは5日間わたりマニラに寄港し、400人以上のフィリピン政府要人などを艦に招待したり、空母乗組員が公立学校や病院、フィリピン英雄墓地などを訪問しました。
フィリピンはクラーク空軍基地とスービック海軍基地というアメリカ軍の巨大基地を抱えていましたが、1991年にアメリカ軍が撤退して以降、軍事力の空白地帯となっていました。