アメリカ海軍は2012年11月28日、F-35Cによる地上での兵装投下試験が完了したと発表しました。
メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地で実施された試験では、F-35C(CF-2)が使用され、2,000ポンドのGBU-31 JDAMと500ポンドのGBU-12ペイブウェイIIレーザー誘導爆弾の模擬弾が、ウエポンベイからコンクリートピットへ射出されました。AIM-120 AMRAAMもあわせて合計11の兵装を左右のウエポンベイから投下し、予定より早く試験を完了しました。
2012年にはパタクセントリバーで飛行中のF-35から初めて兵装投下を実施し、エドワーズ空軍基地のF-35AテストチームはGBU-31 JDAMとAIM-120 AMRAAMの試験を完了しています。
F-35Cはアメリカ海軍の空母から運用されるため、カタパルト発進や拘束フック着艦ができるようF-35A/Bより降着装置が強化され、主翼が大きく設計されています。