ロッキード・マーティン、創設100周年を迎える

ロッキード・マーティン、創設100周年を迎える

アメリカ軍のステルス戦闘機の開発・生産を独占するロッキード・マーティンが、2012年12月19日に創設100周年を迎えました。といってもロッキード・マーティンの「ロッキード」の部分で、「マーティン」はすでに今年8月16日に100周年を迎えています。

ロッキードはアランとマルコムのロッキード兄弟が、1912年12月19日にカリフォルニア州サンフランシスコで、アルコ水上機会社を設立したことから始まりました。彼らは自動車修理工場で最初の水上機「モデルG」を製作し、初めてゴールデン・ゲート・ブリッジをくぐらせることに成功しました。

その後企業買収や倒産を経験したものの、鬼才ケリー・ジョンソンが創設したスカンクワークスで先進的な軍用機の開発に取り組み、現在の巨大軍需産業に成長しました。

アメリカ航空産業の巨人ボーイングも、1916年に同じ西海岸のシアトルで、水上機開発から起業しています。

ロッキード・マーティンは、現在サンフランシスコ近くのシリコンバレーにサニーベール工場を持ち、宇宙開発関係の事業を行っています。

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