米沿岸警備隊、18機目のHC-144オーシャン・セントリーを導入

米沿岸警備隊、18機目のHC-144オーシャン・セントリーを導入

エアバス・ミリタリは2013年2月5日、アメリカ沿岸警備隊がオプション権を行使して18機目のHC-144オーシャン・セントリーの導入を決めたと発表しました。HC-144はCN235戦術輸送機を海洋哨戒機に改装した機体で、EADSノースアメリカが主契約社として納入しています。

今回の発注は、2010年7月に交わした確定3機プラス、オプション6機の契約に基づくもので、すでに12号機から14号機は納入済で、15号機は2013年前半に、16号機と17号機は2014年早くに納入される予定です。残る2機のオプションは2014年まで有効で、沿岸警備隊は最終的に36機の導入を計画しています。

HC-144はサーチレーダーと電子光学赤外線カメラ、船舶自動識別装置など最新の電子機器や、広いカーゴスペースと便利なリアカーゴランプも備えています。2008年に沿岸警備隊の初期運用能力を獲得し、麻薬や不法移民の阻止、捜索救難、災害派遣など広範囲な目的に使われ、アラバマ州モービル基地、マサチューセッツ州ケープコッド基地、フロリダ州マイアミ基地で運用されています。

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