アメリカ空軍、三沢基地F-16Cと陸自地対空ミサイル部隊が共同訓練

アメリカ空軍、三沢基地F-16Cと陸自地対空ミサイル部隊が共同訓練

アメリカ空軍三沢基地は2013年4月29日、陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊とSEAD(敵防空網制圧)訓練を実施していると発表しました。

三沢基地の第35戦闘航空団(35FW)は、F-16Cで敵の地対空ミサイル・サイトを制圧するSEADをおもな任務としています。自ら対空レーダーに捉えられ電波発信源を特定し、そこに対レーダーミサイルを発射して破壊します。

SEADのリアルな訓練は、これまでアメリカ本土で実施されるレッドフラッグ演習でしかできませんでした。このほどアメリカ空軍と陸上自衛隊は共同訓練の実施に漕ぎ着け、三沢基地周辺で同様の訓練が可能になりました。

アメリカ空軍は地対空ミサイル・サイトを攻撃する訓練になり、逆に陸上自衛隊は航空機を撃墜する一石二鳥の訓練になります。

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