函館空港、7月9日に消火救難救急医療総合訓練を開催

函館空港、7月9日に消火救難救急医療総合訓練を開催

函館空港は2013年7月9日、「平成25年度函館空港消火救難救急医療総合訓練」を実施します。航空事故が発生した際、的確な消火救難体制を確保し、緊急計画に基づいて空港内外の関係機関が緊密に連携、情報連絡、航空機火災の鎮圧、人命救助、救護活動の習熟を図ることを目的とした訓練です。

訓練シナリオは7月9日10時30分、ABC航空の767が滑走路12に着陸後、第1エンジンから白煙を出し、誘導路T-3に進入し、小規模な爆発とともに出火、漏れ出した燃料によりエンジン火災が発生。火炎は機体へと延焼し、多数の負傷者が発生しているという想定。函館空港事務所が関係機関の協力により、消火救難救急医療活動が必要と判断して、緊急計画を発動、関係機関へ緊急通報を実施して訓練を行います。

訓練には負傷者を搬送するヘリコプターとして第一管区海上保安本部函館航空基地のシコルスキーS-76Cを使用。陸上自衛隊第28普通科連隊、北海道警察函館方面本部をはじめ、函館空港消火救難隊の全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、AIRDOなど関係の36機関が参加する予定です。

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