ボーイング予測、パイロットは引き続き世界各地で増加

ボーイング予測、パイロットは引き続き世界各地で増加

ボーイングは2013年8月29日、今後20年、2032年までの予測を発表しました。このうち民間航空機パイロットは2012年予測の46万人から49万8000と3万人増えた見通しとしています。整備士は55万6000人の見通しで、2012年の予測から約4万5000人の減少です。

整備士の人数が減少する理由は、機材のテクノロジーが向上しているほか、メンテナンスの効率化、古い機材の退役による人員の効率化が進んでいることがあげられています。

地域別でのパイロットと整備要員に必要な人材数は以下のとおりです。

■ボーイング予測:2031年のパイロットと整備要員に必要な人材数(括弧内は2012年予測)
アジア太平洋 パイロット192,300人(185,600人)、整備215,300人(243,500人)
欧州:パイロット99,700人(100,900人)、整備108,200人(129,700人)
北米:パイロット85,700人(69,000人)、整備97,900人(92,500人)
南米:パイロット48,600人(42,000人)、整備47,600人(47,300人)
中近東:パイロット40,000人(36,100人)、整備53,100人(53,700人)
アフリカ:パイロット16,500人(14,500人)、整備15,900人(16,200人)
ロシア/CIS諸国:パイロット15,200人(11,900人)、整備18,000人(18,100人)

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