中部国際空港(セントレア)は格安航空会社(LCC)向けの新ターミナルビルなどの整備について、延期を正式発表しました。これは特にエアアジア・ジャパンがセントレアから撤退、またブランド変更することに伴い、事業計画を変更するものです。
新ターミナルビル、駐車場、道路などを整備する予定でしたが、セントレアでは予定していた「2014年後半供用開始」を延期。ただし、今後のLCCなど、航空各社の動向を注視し、機能、規模、スケジュール、コンセプトなどを見極め、進めていくとしています。
セントレアでは、現在の臨時駐車場エリアとその近辺の駐機場を用地としてLCCとボーイングの787の輸送に対応するLCF積込み対応エプロンを整備するとしていました。
このうち、LCC向けには現在の26番から28番スポットは大型機3機対応のところ、改修により2014年後半をめどに小型機5機に対応するエプロンを整備。延床面積約3万平米で、年間300万人から500万人の国内線、国際線旅客に対応できる施設を建設する計画でした。