オーストラリア空軍は、2013年11月7日、EA-18Gグラウラーの飛行教官となるショーン・ラトリッジ大尉が、アメリカ・ワシントン州のウィドビー・アイランド海軍航空基地で、訓練を開始したと発表しました。オーストラリア空軍は12機のEA-18GをFMS契約で発注しています。
ラトリッジ大尉はオーストラリア空軍でF-111を3年間、F/A-18Fを3年間飛ばしていた経験があり、ネリス空軍基地でのレッドフラッグ演習など多国籍軍事演習経の参加経験もあります。大尉は夫人と愛犬を伴ってオーストラリア・クイーンズランド州からの引っ越しですが、ワシントン州が気に入ったようで「サーフィンからスキーに転換中」と話しています。
今後3年間にオーストラリア空軍は、6組のパイロットと電子戦士官をアメリカへ送り、メリーランド州パタクセントリバーの第129電子戦飛行隊(VAQ-129)で、EA-18Gの訓練を受けさせます。