富士重工は国に対してAH-64Dアパッチ・ヘリコプターのライセンス生産に関する初度費約350億円を請求する訴訟で、東京高等裁判所に2014年3月13日付で控訴したと発表しました。東京地方裁判所で2014年2月28日、請求が棄却されました。
陸上自衛隊がAH-64Dを62機を調達する計画を立て、富士重工は生産に必要な設備投資やライセンス料を負担し、62機に分けて価格に上乗せする予定のところ、10機で打ち切ることとなり、その分を請求しているもの。富士重工は判決は全く承服できないものとして、控訴しました。