ドイツのガイレンキルヒェンを基地とする北大西洋条約機構(NATO)のE-3A AWACS(早期警戒管制機)が、オランダのハーグで2014年3月24日と3月25日に開催された核安全保障サミットを、空中から見守りました。
核安全保障サミットは、世界の主要国50カ国以上から首脳が集まり、核安全保障問題や国際協定を議論する会議です。この会議の安全を確保するため、NATOのAWACSはオランダ空軍と協調するため出動が要請され、オランダ空軍イギリス、フランスのAWACSと緊密な協力のもと運用されました。
「NATOのAWACSはアフガニスタンでのNATO軍をサポートするなど多忙ではありますが、世界の連帯活動をサポートできることは望外の喜び」とAWACS部隊司令官のヨッヘン・ボス少将は述べています。