太田国交相、新ウランバートル国際空港の運営権獲得めざしトップセールス

太田国交相、新ウランバートル国際空港の運営権獲得めざしトップセールス

太田国土交通相は2014年4月27日と4月28日、モンゴルを訪問し、首相、関係閣僚と会談、日本企業が獲得を目指すインフラプロジェクトの視察を行いました。このうち、アルタンホヤグ首相との会談で、日本の交通、都市、観光の分野で協力を求められました。

特に観光分野では、外国人旅行者を現在の30万人から年間100万人へ増やす目標をモンゴルでは掲げていることから、より多くの日本人の訪問と、モンゴル観光の改善点に関する助言について協力を求められました。

また、ガンスフ道路・運輸大臣との会談では、新ウランバートル国際空港のプロジェクトを含め、日本の技術とノウハウ活用への期待が表明され、日本は協力を推進する体制を強化する覚書を締結しました。新ウランバートル国際空港の建設では円借款を活用し、三菱商事、千代田化工建設が受注していますが、引き続きこの運営権獲得に向け、日本企業の提案を説明し、高い能力と意欲をトップ外交でアピールしました。

太田国土交通相は会談とあわせ、4月27日には新ウランバートル国際空港の運営権獲得に向け、日本の官民が開催した「新ウランバートル国際空港プロジェクト現地推進会」に、モンゴルの道路・運輸省エルジャン副大臣、関係企業とともに出席、空港の建設現場も視察しました。

この記事に関連するニュース
メニューを開く