ルフトハンザドイツ航空はユーリッヒ研究所と共同で、長期にわたり地球の大気に関する調査を行うことを発表した。ルフトハンザのA340-300型、機体番号(レジ)「D-AIGT」に、高度1万メートルをフライト中の空気から、エアゾールや粒子などさまざまな物質を記録する装置を取り付けた。記録されたデータはフライトが終わり次第、解析され、気象関係の研究や気象予報に役立てられる。なお、この調査をおこなう初フライトは2011年7月7日、フランクフルト発ラゴス行きLH564便でおこなわれた。
ルフトハンザは今回の共同研究以外にも、20機の商用飛行機が参加する気候変動観測 (IAGOS:In-service Aircraft for a Global Observing System)などの活動もおこなっており、この時も今回の「D-AIGT」が活躍した。