ユナイテッド航空は2014年6月23日、ニューアーク・リバティー国際空港でアメリカに帰国する搭乗者向けに、自動入国審査(APC)システム20台が導入されたと発表しました。
このシステムは、セルフサービスのAPCキオスク端末でパスポートを読み取り、スクリーンの指示に従い発行されるレシートとパスポートを税関担当者に提出するだけで、通関手続きが完了する仕組みです。この自動入国審査(APC)システムを利用することにより、待ち時間を大幅に短縮することができます。すでに導入されているバンクーバーでは、平均89%も時間が削減できています。
利用対象者は、アメリカ、カナダのパスポート保有者です。利用は無料で、事前登録は必要ありません。ユナイテッド航空はこの1年間にシカゴ、ヒューストンにも自動入国審査(APC)システムを導入しており、ニューアーク・リバティー国際空港にはさらに追加で10台を配備する予定です。