JAXA、D-SENDプロジェクトで機体の構造連成試験を実施

JAXA、D-SENDプロジェクトで機体の構造連成試験を実施

宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空事業本部は2014年6月30日から7月2日にかけ、「D-SEND」プロジェクトで2回目試験に向け、機体の構造連成試験を実施したと発表しました。

この試験は機体を水平に宙吊りにし、飛行を模擬した状態で、改修した飛行制御プログラムを使い、尾翼の全ての舵面が正常に制御できることを確認したものです。

JAXAでは6月30日に計測サイトにブーム計測システムの設置作業を開始したことを発表しています。この作業はヘリコプターで各地に設置作業を開始しています。JAXAは6月16日に、スウェーデン・エスレンジ実験場で保管していた試験機の点検から、実験に向けた準備を進めています。

計画では7月22日から試験フェーズへの移行を目標としており、準備を進めています。

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