シコルスキー、海上保安庁に捜索救助仕様で初のS-76Dを納入 【画像】

シコルスキー、海上保安庁に捜索救助仕様で初のS-76Dを納入 【画像】

シコルスキーは2014年7月14日、捜索救助(SAR)装備を搭載したS-76Dの初号機をデリバリーしたと発表しました。このS-76Dは海上保安庁へ納入される機体で、三菱商事が取り扱いました。ファンボロー・エアショー会場で発表されました。

海上保安庁向け S-76D 1

三菱商事は海上保安庁向けにS-76Dヘリコプター11機を契約しています。海上保安庁はシコルスキー製のヘリコプターとしてS-76C、S-76C+、S-76C++を導入しています。

S-76Dは4軸オートパイロットを採用しており、SAR任務でパイロットの負荷を軽減するとシコルスキーはコメントしています。また、日本はS-76Dについて多くの潜在的な顧客がいる重要な市場で、今回の引き渡しは「非常に喜ばしい」とコメントしています。

海上保安庁向け S-76D 2

S-76Dは2013年10月末にアメリカ連邦航空局(FAA)の認証を取得し、2013年12月にフル仕様のS-76Dを初納入しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く