イギリス空軍は、2014年9月19日、ロジーマス基地に移動したタイフーンが初めて即応警戒(QRA)発進したと発表しました。
タイフーンがインターセプトしたのはロシアのTu-95ベアで、国際空域を飛行し、イギリス領空には侵入しませんでした。
ロジーマス基地には、ルーカーズ基地から第1戦闘飛行隊(No.1(F)Sqn.)と第6飛行隊(No.6 Sqn.)のタイフーンが移動し、9月1日からQRA任務に就いていました。今回発進したのはNo.6 Sqn.でした。
ロジーマス基地は、9月18日にイギリスからの独立を問う住民投票が行われたスコットランドに位置します。もし、スコットランドの独立が賛成されていたら、イギリスの国防態勢も大きく変わったかも知れません。