ボンバルディア、Cシリーズの開発状況 初の客室装備の準備進む【動画】

ボンバルディア、Cシリーズの開発状況 初の客室装備の準備進む【動画】

ボンバルディアは2014年9月26日、Cシリーズの開発状況のアップデートを発表しています。9月7日にCシリーズのテスト飛行をモントリオール・ミラベル国際空港で再開し、この2号機「FTV2」は現在、毎日、テスト飛行を重ねています。FTV4はすでに発表されている通り、アメリカ連邦航空局(FAA)の認可を得てウィチタ施設に移動し、2拠点で天候に影響されることなく、試験を実施していきます。

Cシリーズの初号機「FTV1」は、エンジントラブル発生時に主翼に損傷を受けており、その修復作業が行われていましたが、これが近く終了する見通しとなっています。

また、試験の再開、順調に飛行試験をこなしており、Cシリーズで初めて機内装備を搭載した「FTV5」の内装作業がはじまっています。Cシリーズでは座席上部の収納、オーバーヘッドビンも従来のボンバルディア機に比べ大型化され、窓も大きく確保されているなど快適性も高まっています。このため、ボンバルディアでは納入に向け、顧客にも実機の雰囲気を伝えられると、作業にも力を入れて取り組んでいます。

Cシリーズの試験飛行機は現在、CS100のみで展開していますが、CS300で初の試験飛行機、MSN55001の組立もほど完了に近づいています。この時期にボンバルディアでは新たにマッコーリー・エアファイナンスからCS300の受注を獲得でき、歓迎しています。

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