ボーイングは2014年9月27日、エティハド航空に引き渡し予定の787-9初号機、機体記号(レジ)「A6-BLA」をペインフィールドでロールアウトしました。A380で公開された新塗装と同じく、ボーイング機材でも新塗装「Facets of Abu Dhabi」を公開しました。砂漠の風景、アブダビの近代建築に取り入れられている幾何学的な形状といった伝統的なアラブ首長国で使われるデザインパターンをベースにしています。
エティハド航空は787-9を41機、787-10を30機発注しており、787-9初号機は2014年内にも受領する予定で、引き渡しを前にその新塗装を公開したものです。
ロールアウト式典にはエティハド航空のジェームス・ホーガンCEO、ボーイング民間機部門のレイ・コナー社長兼CEOなどが出席し、ボーイングはこの新塗装に賛辞を贈りました。
エティハド航空は787-9をアブダビ発着でデュッセルドルフ、ドーハ、ワシントンD.C.、ムンバイ、ブリスベン、モスクワ線に投入する予定です。