カンタス航空、A330の新ビジネススイート デザインを発表 【画像】

カンタス航空、A330の新ビジネススイート デザインを発表 【画像】

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 A330
© カンタス航空
カンタス航空 A330

カンタス航空は2014年10月21日、A330で新しいビジネススイートのデザインを発表しました。ビジネススイートは2014年後半から順次、28機に導入される予定です。

カンタス航空 新しいビジネススイート 03

この新シートは世界で初めて、離陸から着陸までシートのリクライニングが可能となります。新たなスイートは、フルフラットベッド、全席が通路側に面し、配列は「1-2-1」です。

客室リニューアルは、2014年11月からブリスベンの整備工場で開始される予定で、1機あたり約1カ月の作業時間が必要です。リニューアルしたオーストラリア国内線用のA330、1号機は12月後半、東海岸からパース行きで運航されます。国際線では、2015年1月に運航を開始する予定です。

カンタス航空 新しいビジネススイート 02

採用したシートは、トンプソン・エアロ・シーティング社の「Vantage XL」で、人間工学に基づいた実験、専門家による機内の観察、分析、顧客からの意見を参考にして設計され、カンタス向けの特別仕様となっています。

カンタス航空 新しいビジネススイート 04

カンタス航空は、このビジネススイートの提供により、機内での体験を新たなものに発展させることができるとしています。特に、快適性、プライバシー、直感的に操作できるデザイン性が最大限に高められています。

なお、国際線で運航するA330はエコノミーにもレカロ・シートの次世代モデルを導入します。このシートは、A380や747でも評価が高いものです。さらに、オーストラリア国内線のA330-200のエコノミーシートもリニューアルされる予定です。

カンタス航空 新しいエコノミー

カンタス航空は、オーストラリア国内線では、シドニー発着でメルボルン、ブリスベン線、パース発着のシドニー、メルボルン、ブリスベン線、国際線ではシドニー、メルボルン、ブリスベン発着のシンガポール線、シドニー、メルボルン、ブリスベン発着香港線、シドニー発着のバンコク、ジャカルタ、マニラ、ホノルル、上海線をA330で運航しています。


カンタス航空 新しいビジネススイート 05

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