MH-60Rヘリコプター、アメリカ海軍へ200機目が納入される

MH-60Rヘリコプター、アメリカ海軍へ200機目が納入される

ロッキード・マーティンは、2014年11月12日に、ニューヨーク州の同社オウェゴ工場からアメリカ海軍へ、200機目のMH-60R「ロメオ」ヘリコプターを納入したと発表しました。

ロッキード・マーティン アメリカ海軍へ200機目のMH-60R「ロメオ」納入

200機目のMH-60Rは、フロリダ州の海軍航空基地(NAS)ジャクソンビルの第72海上打撃ヘリコプター飛行隊(HSM-72)プラウドウォーリアーズに配備されます。MH-60Rはこれまで艦隊とともに25万時間以上飛行して、監視活動や状況認識を支援してきました。

MH-60Rはシコルスキーが製造し、ロッキード・マーティンがミッション・システムやセンサー類を搭載しています。システムはモジューラー化されており、ミッションに合わせて柔軟・迅速にウエポン・システムを変更することができます。機体内外のセンサーで得た情報は、3名の乗員へ統合されて提供されます。

対水上艦戦や対潜水艦戦のほか、捜索救難や物資輸送、水上火力支援、VHF/UHF通信のリレーなどさまざまな任務に使用されます。アメリカ海軍は291機の装備を計画し、オーストラリア海軍へ受注24機のうち5機を納入、デンマーク海軍向け9機の生産も始まっています。

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