エミレーツ航空は2014年12月11日、10月から開始した機内Wi-Fi接続の一部無料化で、20万以上の乗客が利用したと発表しました。A380の56機、777の30機、合計86機でWi-Fiが無料化されています。
無料で利用できるデータ量は10MBで、エミレーツでは電子メール、ブログ、ツイッター、Facebookへの投稿、インターネットには十分なデータ量だとしています。なお、10MBを超える場合、A380ではさらに500MBの利用料が1ドルとなっています。A380以外は利用時に1ドルを課金しています。
エミレーツは同社の搭乗者が長時間のフライトで家族や友人などと自由に連絡できることは大きな付加価値だとして、全機で無料化する改修作業を進めています。
なお、徴収している利用料は、慈善活動を行うエミレーツ航空財団に寄付され、恵まれない子どもたちの生活改善のために使用されます。エミレーツでは約4万ドルを寄付することを期待するとしています。