陸上自衛隊のUH-X、防衛省が説明会を開催 いよいよ選定へ

陸上自衛隊のUH-X、防衛省が説明会を開催 いよいよ選定へ

防衛省は陸上自衛隊が運用するUH-1Jヘリコプターの後継機、新多用途ヘリコプターUH-Xの整備で、2014年12月24日(水)に説明会を開催します。UH-Xは2015年度予算要求を行っており、予算成立により契約、実施することが前提となっています。

説明会への参加は、日本国法人で、日本国内に航空機製造基盤を有し、海外企業と民間機を共同開発し、並行して開発するUH-Xを提案要求に応ずる意思のある企業としています。説明会は12月18日(木)13時までに問合せ、意見は2015年1月14日(水)11時までに提出する必要があります。

UH-Xの開発は、川崎重工案が採用され2012年3月から開発作業がスタートしていましたが、官製談合が明らかになったことから白紙に戻され、選定が再度行われているものです。新たな選定では、川崎重工とエアバス・ヘリコプターズが新機種、富士重工とベル・ヘリコプターがB412ベースの改良機、三井物産とアグスタ・ウエストランドがAW169、三菱重工とシコルスキーは提案を断念したとみられています。

UH-Xは、今後約10年間で約150機を配備する予定で、1機あたりの単価は12億円程度としています。

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