カタール航空「もっと発注しても良い」、A380の課題は新しい顧客の獲得

カタール航空「もっと発注しても良い」、A380の課題は新しい顧客の獲得

ニュース画像 1枚目:カタール航空 A380
カタール航空 A380

エアバスは2014年12月22日(月)、カタール航空に世界初のA350 XWBを引き渡しましたが、苦境が伝えられているA380は新機材を前にしても注目の機材の様です。ファブリス・ブレジエCEO、アクバル・アル=バーキルCEOに対してA380に関して質問が寄せられ、両者はそれぞれの考えが明らかにしています。

カタール航空はこれまでに3機を受領していますが、アル=バーキルCEOは同社の10機確定に加え、3機のオプションがあり、「もっと発注してもいい」との考えを示しています。ただし、運航パフォーマンスなどを慎重に見極め、運航から12カ月はその動向を見ていくとしています。2014年9月に1機目を受領しており、カタール航空が再発注するとしても2015年9月以降とみられます。

ブレジエCEOは、A380は2015年、2016年、2017年とほぼ年30機ペースのスロットが埋まっているとした上で、ポイントは新しい顧客を獲得することと言い、航空旅客は増加する傾向で、大きい機材が求められ、A380を生産中止するのは「クレイジーだ」としています。A380のアップグレードで言われているエンジン換装型のA380neo、あるいは長胴型のA380ストレッチバージョンなど、新しい顧客を獲得した市場の動向次第だとしています

なお、2014年は31機を引き渡ししており、これは「予定通り」としています。日本では知っている通り、スカイマークの契約解除の1機に加え、カタール航空への引き渡しが遅れています。スカイマークのA380の契約解除は、A380の課題の「新規顧客の獲得」となるだけに、エアバスにとっても要らぬ騒動を引き起こす要因となっている様です。

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