アメリカ国防総省が2014年12月17日、アジア太平洋地域におけるF-35ライトニングIIの整備・修理・オーバーホール・アップグレード(MROU)施設を、日本とオーストラリア両国に設置すると発表しましたが、12月18日、日本の防衛省もこの発表を確認し、追加の情報を発表しました。
防衛省の発表によると、機体の整備施設、リージョナル・デポは愛知県の三菱重工小牧南工場を予定し、エンジンのリージョナル・デポは東京都のIHI瑞穂工場を予定しています。具体的な整備対象や作業内容につては、アメリカ側と調整を進めます。
三菱重工は、小牧南工場に最終組み立て・検査(FACO)施設も設置しますから、アジアにおける最大のF-35生産・整備拠点になると思われます。