エアバス、最大離陸重量242トンに引き上げたA330-300が初飛行

エアバス、最大離陸重量242トンに引き上げたA330-300が初飛行

ニュース画像 1枚目:A330最大離陸重量242トンの初飛行
© AIRBUS S.A.S. / DOUMENJOU Alexandre
A330最大離陸重量242トンの初飛行

エアバスは2015年1月12日、A330の最大離陸重量を242トンに引き上げた初めての機体で初飛行を実施したと発表しました。デルタ航空には製造番号「MSN 1628」、「MSN 1627」が引き渡しされる見通しですが、公開した画像は「1628」の機体です。

トゥールーズ離発着で約3時間30分の初飛行で、エアバスではこの初飛行は予定より早く実施出来たとしています。このため、デルタ航空に2015年中に引き渡しするスケジュールで各種、テストが進められます。

A330の最大離陸重量(MTOW)引き上げた派生系は、エンジン性能の向上、機体の空力の改善から燃費削減の効果を期待でき、より費用対効果、汎用性の高い機体となります。242トンA330-300MTOW派生系は2015年4月から6月にも納入される予定で、A330-200は2016年早期に営業飛行を開始する計画です。

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