ダッソー・ファルコン8Xの初飛行、チェイスプレーンはラファール【動画】

ダッソー・ファルコン8Xの初飛行、チェイスプレーンはラファール【動画】

ニュース画像 1枚目:ファルコン8X メリニャックを離陸
© Dassault Aviation
ファルコン8X メリニャックを離陸

ダッソー・アビエーションは2015年2月6日、開発中の超長距離ビジネスジェット「ファルコン8X」をボルドー・メリニャックの施設で初飛行しました。その初飛行の様子をYoutubeで公開しています。

ダッソーはこのファルコン8Xに軍用機で培ったノウハウを含め、信頼性、操縦性、客室の快適性、経済性、技術力を詰め込んだと発表していましたが、この初飛行のチェイスプレーンはラファールが務めており、動画では所々で独特の姿を確認することができます。

ファルコン8Xは6450海里、およそ11,945キロメートルと超長距離の航続距離を飛行するビジネスジェットで、2016年半ばの型式照明を取得し、2016年後半には顧客に初号機を引き渡しを目指し、開発が進められています。エンジンはファルコン7Xに搭載するPW307Asよりも5%以上の推力が改善されたプラット・アンド・ホイットニー・カナダのPW307Dエンジンを採用しています。

動画のファルコン8Xは製造番号01で、今後は製造番号02、03も数カ月以内に飛行する予定です。このうち製造番号03は、2015年半ばにアメリカ・アーカンソー州のリトルロックで客室装備を搭載し、試験飛行を行う計画です。

■First flight of the Falcon 8X
■The Making of the Falcon 8X
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