アメリカ空軍、ドイツへA-10 12機を派遣

アメリカ空軍、ドイツへA-10 12機を派遣

ニュース画像 1枚目:アメリカ空軍のA-10サンダーボルトII
© U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. Jeff Walston
アメリカ空軍のA-10サンダーボルトII

アメリカ空軍は、ヨーロッパの安全を確保するため、ドイツ・シュパングダーレム基地にA-10サンダーボルトIIの12機を派遣したと、2015年2月10日に発表しました。

派遣されたのは、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地(AFB)の第355戦闘航空団所属の機体と隊員約300名です。ヨーロッパの安全保障にアメリカが深く関与していることを実証し、相互運用性を強化するための派遣で、「とりあえずドイツだが、東ヨーロッパのNATO加盟国に前進することもある」とアメリカ・ヨーロッパ軍団の報道官が話しています。

アメリカ軍はウクライナ情勢の緊迫化に備え「大西洋の決断作戦(Operation Atlantic Resolve)」を展開しており、その一環としての派遣です。

このような派遣はヨーロッパにおいては初めてですが、太平洋地域では2004年以降定期的に行っています。派遣は必要に応じて約6カ月間継続されます。

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