BAEシステムズ、777Xにリモート・エレクトロニック・ユニットを納入へ

BAEシステムズ、777Xにリモート・エレクトロニック・ユニットを納入へ

ニュース画像 1枚目:ボーイングが開発を進めている777-8Xと777-9X
© Boeing
ボーイングが開発を進めている777-8Xと777-9X

BAEシステムズは2015年2月24日、ボーイングが開発を進める777-8X、777-9Xの両機種にリモート・エレクトロニック・ユニット(REU)のサプライヤーに選定されたと発表しました。REUは、補助翼、フラッペロン、エレベーター、ラダー、スタビライザー、高揚力、新しい翼端などの翼面アクチュエータを統合制御装置(IFCE)で管理する電子機器です。

BAEでは、同社の長年の専門性により、最新の777Xのフライバイワイヤシステムの作動に整合性の高い制御システムが選ばれたとしています。また、2020年にも飛行が予定されているワイドボディ機の導入に向け、ボーイングをサポートしていくとしています。

BAEシステムズは今回の777Xでの選定は同社とボーイングの60年に渡る商用、軍用機の航空機開発で培われた関係が今後も続くとしています。なお、777Xは現在の同型機から12%の燃油削減が見込まれており、2017年にも製造に着手、初号機は2020年に引き渡しされる計画です。

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