NATO BAPミッション、5月1日からノルウェー空軍が指揮

NATO BAPミッション、5月1日からノルウェー空軍が指揮

ニュース画像 1枚目:ノルウェー空軍のF-16。翼下にIRIS-T短距離AAMを搭載している
© NATO
ノルウェー空軍のF-16。翼下にIRIS-T短距離AAMを搭載している

ノルウェー空軍は、2015年5月1日から、NATOがバルト3国の防空を担うエア・ポリーシング(BAP)ミッションの指揮をイタリア空軍から引き継ぎました。リトアニアのシャウレイ基地で引き継ぎ式が開催されました。

BAPミッションは8月末まで、リトアニアのシャウレイ基地にノルウェー空軍のF-16が4機とイタリア空軍のタイフーン4機、ポーランドのマルボルク基地にベルギー空軍のF-16が4機、エストニアのアマリ基地にイギリス空軍のタイフーン4機が配置に付きます。

NATO BAPミッションは、2004年にバルト3国がNATOに加盟した時から始まり、2014年春からはウクライナ情勢の緊迫化により体制を強化しています。2014年は2013年の約4倍にあたる150回以上のスクランブルを、ロシア機に対して実施しています。

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