オーストラリア海軍のMH-60R、初めて同国へ空輸

オーストラリア海軍のMH-60R、初めて同国へ空輸

ニュース画像 1枚目:RAAFのC-17に搭載されたオーストラリア海軍のMH-60Rシーホーク
© U.S. Navy photo
RAAFのC-17に搭載されたオーストラリア海軍のMH-60Rシーホーク

オーストラリア海軍(RAN)のMH-60Rシーホーク・ヘリコプター2機が、2015年5月27日、アメリカ・バージニア州の海軍航空基地(NAS)パタクセントリバーで、オーストラリア空軍のC-17グローブマスターに搭載されて初めてオーストラリアへ空輸されました。

RANは2011年6月から、MH-60R 24機を海外有償軍事援助(FMS)契約で導入する計画を進めており、今回の2機は、工場からNASパタクセントリバーのアメリカ海軍第21試験評価飛行隊(HX-21)に一旦配備されたあと、オーストラリアへ空輸されました。

「2016年半ばまでにRANは1回に2機ずつMH-60Rを受け取りに来る。それは数時間しか飛んでいない新車の香りがする機体だ」とHX-21飛行隊長のスコット・ストリンガー中佐が話しています。

MH-60Rは、オーストラリア・サウスウェールズ州の海軍航空基地ナウラの第725飛行隊に配備されます。2015年後半にはHX-21と共同でRAN独自仕様や計器着陸システム、事故保存用データレコーダーなどの試験を実施する予定です。また、乗員の訓練も米豪協力して行われており、両国の機体が両国の艦艇でシームレスに運用できるようにしています。

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