コロンビアのシネルジー、アビアンカ・ブラジル向けA320neoを62機発注

コロンビアのシネルジー、アビアンカ・ブラジル向けA320neoを62機発注

ニュース画像 1枚目:アビアンカ・ブラジル向けA320neo
© AIRBUS S.A.S.
アビアンカ・ブラジル向けA320neo

コロンビアのシネルジー・エアロスペースは、2015年6月17日、パリ・エアショーでA320neoを62機、エアバスと発注覚書を締結しました。シネルジー・エアロスペースはアビアンカ航空の最大株主で、アビアンカ航空が2015年5月にA320neoファミリー100機を正式発注していますが、この契約とは別途の発注となります。

今回の契約ではアビアンカ・ブラジル向けの機材で、A320neoにより機材更新を進め、旅客に快適な機材を導入します。これにより、南米路線での運航を強化する方針です。

シネルジー・エアロスペースは、これまでA350 XWBを10機、A330-200を6機、A330-200貨物機を1機、A320ファミリーを20機を発注しています。また、アビアンカ・ブラジルはA320ファミリーを38機、A330貨物機を1機、運航しています。

なお、今回の契約が確定すると、エアバスは南米で7社にA320neoを407機、確定受注することとなります。南米ではアビアンカ航空、アズール・ブラジル、インテルジェット、LATAM、シネルジー、ビバエアロバス、ボラリスが顧客となっており、契約機数は950機で、受注残機数は500機近くとなっています。また、各社で運航する機材は600機近くにのぼっています。この運航機数は過去10年で、3倍超と市場を拡大しています。

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