オーストラリア海軍2隻目のキャンベラ級強襲揚陸艦、NUSHIPアデレードが、2015年6月17日、試験航海のためビクトリア州ウイリアムズタウンを出港し、シドニーに向かいました。
シドニーではドライドックで塗装工事が行われ、7月中旬にウイリアムズタウンに戻り、8月に通信・戦闘システムの試験航海へ出港します。その後2015年後半にはオーストラリア海軍に引き渡されHMASアデレードになります。
キャンベラ級強襲揚陸艦は、MRH90ヘリコプターなど12機と上陸用舟艇4隻を運用します。今のところF-35BのようなSTOVL機を運用する予定はありませんが、艦首にスキージャンプ・スロープを設けています。1番艦のHMASキャンベラは2014年11月に就役しています。