米海軍空母G.ワシントン、来週にもサンディエゴでR.レーガンと交代

米海軍空母G.ワシントン、来週にもサンディエゴでR.レーガンと交代

ニュース画像 1枚目:USSロナルド・レーガン(CVN-76)
© U.S. Navy / Aaron J. Lebsack
USSロナルド・レーガン(CVN-76)

5月に日本を去ってオーストラリア方面で訓練を実施していたアメリカ海軍空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)が、2015年8月10日にカリフォルニア州サンディエゴに到着します。San Diego Union-Tribuneが2015年8月5日に報じています。

サンディエゴで、乗員と第5空母航空団(CVW-5)は空母をUSSロナルド・レーガン(CVN-76)に乗り換え、8月下旬にサンディエゴを出発し、横須賀へ戻ってきます。

今回の空母交代は、G.ワシントンの燃料交換と寿命中期オーバーホールのため、ドック入りに伴うものです。これまでサンディエゴを母港としていたR.レーガンの乗員は、G.ワシントンをドックのあるアメリカ東海岸のバージニア州まで南アメリカ経由で回航します。

秋の終わり頃にはバージニア州ノーフォークから大西洋と地中海、インド洋、太平洋を作戦航海しながら世界一周したUSSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)がサンディエゴに到着し、乗員は艦を置いてバージニア州へ戻ります。G.ワシントンを回航した乗員もサンディエゴに戻り、T.ルーズベルトの乗員となります。

一見複雑な空母スワップですが、横須賀とサンディエゴ、ノーフォークの約9,000名の空母乗員は転勤せずに艦だけが移動することにより、4,100万ドル節約できるそうです。

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