トランスアエロ航空は2015年8月14日、同社で2機目となるA321を受領しました。この機材は1機目と同じく、ICBCリーシングと長期リース契約し、エアバスのハンブルク工場で製造されました。機体記号(レジ)は「EI-LED」です。
このA321はCFM56エンジンを搭載し、ビジネス8席、エコノミー176席、計184席の2クラス仕様で、利用者数の多い中距離路線に投入されます。トランスアエロ航空は、これにより燃費性能の良い機体を導入し、客席の多い路線や旅客数の多閑にあわせた機材運用を高め、低需要の路線の機材退役を進めます。
なお、2015年末までA321新造機をさらに2機受領する予定で、年初に導入済みの737-800の1機とあわせ、5機を加えます。一方で、機齢の高いワイドボディ機を退役させ、これらの新造機を導入していきます。
この2機目の受領にあわせ、エアバス工場内で撮影されたA321の最終組立の様子を紹介しています。胴体組立ラインなどはボーイングとも違い、組立作業の段階により工場内での作業場が異なることも分かる映像となっています。