ボーイング、中国に737デリバリーセンター開設を正式発表

ボーイング、中国に737デリバリーセンター開設を正式発表

ボーイングは2015年9月23日、中国の習近平国家主席が同社のエバレット工場の見学にあわせ、中国商用飛機(COMAC)と737の内装完成、塗装、デリバリー施設を開設すると正式に発表しました。ボーイングは、中国への業務の一部移転によるワシントン州、特に737を製造する最終組立工場の雇用に影響は無いとしています。

ボーイングは、中国の航空会社へ引き渡す737について、最終の完成作業が中国で行なわれ納入されることから、737の月産機数の増加にも対応でき、中国の航空市場の急成長にも対応出来るとしています。

ボーイングとCOMAC、中国政府はこの事業について、契約の最終的な詰めの作業を進めており、この施設の場所、開設時期は改めて発表されます。737は現在、月産42機ですが、2017年に47機、2018年に52機まで増加させる計画です。

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