ボーイング、中国のリース会社と737を250機、ワイドボディ50機を契約

ボーイング、中国のリース会社と737を250機、ワイドボディ50機を契約

ボーイングは2015年9月23日、中国の習近平主席を迎え、ボーイング機を300機購入する契約を締結したと、正式に発表しました。中国のリース会社、中国航空器材集団(China Aviation Supplies Holding Company)、中国工商銀行グループの航空機リース会社ICBCフィナンシャル・リーシング、国銀租賃(CDB LEASING)の3社が契約を締結したものです。

この内訳は、中国の航空会社向けに737を190機、ワイドボディ機を50機、ICBCとCDBが737を60機と、737は計250機の購入となります。ボーイング民間機のレイ・コナー社長は、中国市場は民間機販売で非常に重要だと述べ、中国での保有機数の成長や拡大に燃費の良いボーイングの機材を選定した事を歓迎するともコメントしています。

今回の契約総額は、カタログ価格で約380億米ドル、日本円4兆5600億円相当となります。この発注分については、契約が確定次第、ボーイングの発注&デリバリーリストに掲載される予定です。

習近平主席はこのシアトル訪問に合わせ、エバレットの787、777、747-8の最終組立ラインの見学、中国のサプライヤーも参画する航空機部品を見学しました。この見学時には、ボーイングと中国は、中国の民間航空機産業の発展を促すことで、ボーイングの戦略的なビジネス目標を達成することで協力することについても話しあいました。

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