グリペンなど5機種から フィンランド空軍が次期戦闘機選定を開始

グリペンなど5機種から フィンランド空軍が次期戦闘機選定を開始

ニュース画像 1枚目:フィンランド空軍のF-18
© Ilmavoimat
フィンランド空軍のF-18

フィンランド空軍は、現用のF-18ホーネットに代わり2030年代に使用する次期戦闘機の選定を開始し、サーブを含む5つのメーカーに情報提供依頼書(RFI)を送付しました。SvDが2015年12月9日付で報じています。

機種選定には今後6年間ほど時間をかけ2021年に決定する模様で、サーブ・グリペンは候補機のひとつとなっています。ほかにはユーロファイター・タイフーン、ダッソー・ラファール、ロッキード・マーティンF-35ライトニングII、ボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネットが候補機とみられますが、F/A-18E/Fは選定が終わるまでに生産が完了してしまう可能性があります。

なお、フィンランド空軍は、1947年のパリ条約で爆撃機の保有が禁じられたため、対地攻撃能力を削除した「F-18」を使用していましたが、最近対地誘導弾搭載可能にアップグレードしマルチロール化したためか「F/A-18」の呼称も使っている模様です。

メニューを開く