リトアニアとエストニアに防空用の戦闘機を配備するNATOバルティック・エア・ポリシング(BAP)ミッションは、2016年1月7日に40回目のローテーションを行い、ハンガリー空軍とドイツ空軍からスペイン空軍とベルギー空軍に任務が引き継がれます。
スペイン空軍は2016年1月から4月まで、リトアニアのシャウレイに4機のユーロファイター・タイフーンを派遣し、BAPミッションをリードします。また、ベルギー空軍もエストニアのアマリに4機のF-16を派遣します。
ドイツ空軍とハンガリー空軍は2015年9月から任務についていました。NATOは2004年にエストニアとラトビア、リトアニアが加盟して以来、独自の戦闘機を保有しないバルト3国の防空を交代で務めています。