エアバス、A320neoの納入を複数の航空会社に打診か 2カ月遅れ

エアバス、A320neoの納入を複数の航空会社に打診か 2カ月遅れ

ニュース画像 1枚目:エアバスが開発したA320neo
© AIRBUS S.A.S.
エアバスが開発したA320neo

エアバスはA320neoの納入について、複数の航空会社と2カ月遅れになることを交渉している模様です。ロイターが2016年2月5日(金)付で伝えています。

A320neoの納入を巡っては、型式証明を取得しているプラット・アンド・ホイットニーのPW1100G-JMエンジンでハード、ソフトウェア共に変更が行われ、当初予定されていたローンチカスタマーのカタール航空ではなく、ルフトハンザドイツ航空に1機目が納入されています。納入時期も2015年内の計画が遅れ、2016年になってから引き渡しされています。

ロイターの記事では、納入遅れの影響を受ける機数、規模などはまだ不明で、プラット・アンド・ホイットニーのPW1100G-JMエンジンの納入遅れが要因にあると伝えています。

A320neoの納入遅れでは、インドの格安航空会社(LCC)のインディゴが、「industrial reasons」による遅れで新たな納入スケジュールは未定と発表しています。

現在のところ、A320neoはルフトハンザドイツ航空に「D-AINA」の1機が納入されています。

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