IAI、ボーイング777Xの尾翼前縁部の製造を契約 2017年後半に納入開始

IAI、ボーイング777Xの尾翼前縁部の製造を契約 2017年後半に納入開始

ニュース画像 1枚目:ボーイング 777X
© BOEING
ボーイング 777X

イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)は2016年2月22日(月)、ボーイングが開発を進める777Xの尾翼前縁部の製造について、契約締結したと発表しました。この契約とあわせ、既存の777の尾翼前縁部の製造契約も延長しています。IAIは、ボーイングとの戦略的な合意に基づく契約としています。

IAIは現在、ボーイングに777の尾翼前縁部に加え、787のピボット・バルクヘッド、客室の床受けばり、ドアの構成部品などを供給しています。IAIはボーイングとの契約で、品質、納期、コスト、サプライチェーン管理などで求められるパフォーマンスのレベルを維持することも確約しています。

IAIは今回の777Xの新しい契約は、ボーイングとの関係拡大をめざす同社の方針のコミットメントでもあるとコメントしています。なお、777X向けの尾翼前縁部は、IAIのロード工場で製造され、2017年後半に最初の納入を予定しています。

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