カナダ空軍は、CH-148サイクロン・ヘリコプターが、2016年1月27日(水)、同空軍クルーの操縦で初めて海軍のHMCSハリファックスに着艦したと発表しました。
CH-148は、シコルスキーS-92をカナダ空軍の艦載ヘリ仕様とした機体で、対水上艦/潜水艦作戦や捜索救難用のCH-124シーキングに代わり配備されます。ハリファックスでは艦艇・ヘリ運用限界(SHOL)試験が実施されていました。
ハリファックスとCH-148は、冬季の艦載運用試験を継続し、シアウォーターの第12航空団ヘリコプター運用試験・評価施設(HOTEF)ではウエポンシステムとの統合試験や支援体制の構築が続けられます。
カナダ空軍では最初のCH-148 6機を2015年6月に受領し、28機を配備する計画を立てています。