オーストラリア、サイクロン被害のフィジーにC-17とMRH-90を派遣

オーストラリア、サイクロン被害のフィジーにC-17とMRH-90を派遣

ニュース画像 1枚目:オーストラリアのアンバレー基地で、C-17Aに搭載されるMRH-90ヘリコプター
© Commonwealth of Australia, Department of Defence
オーストラリアのアンバレー基地で、C-17Aに搭載されるMRH-90ヘリコプター

2016年2月22日(月)、猛烈なサイクロン「ウィンストン」で被害を受けたフィジーを救援するため、オーストラリア空軍のC-17AグローブマスターIIIが、同国の首都スバに到着しました。

C-17Aにはオーストラリア外務貿易省(DFAT)とオーストラリア国防軍(ADF)の第635合同タスクフォース(JTF 635)の先遣隊として、偵察・評価チームの15人が搭乗しました。

JTF 635司令官のスコット・ヒル中佐は「悪天候の隙をついてスバに到着できて幸運だった。数日後に到着する本隊の受け入れ準備を始める」と話しています。先遣隊の偵察・評価チームは、どのレベルの支援が必要か調査します。

24時間から48時間後までには、MRH-90ヘリコプターや医療施設が搬入され、支援物資の配給組織が構築されます。

フィジーでは2月20日(土)から2月21日(日)にかけてサイクロンに襲われ、数十人が死亡し、約2万人が住む家を失うなどの被害を受けています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く