ボーイングとロッキード・マーティンは、2016年2月26日(金)、アメリカ空軍の長距離打撃爆撃機(LRS-B)の開発メーカー選定について、これ以上、会計検査院(GAO)や連邦裁判所へ訴えることはしないと発表しました。
この問題はアメリカ空軍の次期戦略爆撃機開発をめぐって、2015年10月27日(火)にノースロップ・グラマンが開発メーカーに選定されたことに対して、チームを組んで提案していたボーイングとロッキード・マーティンが選定過程に問題があったとして同年12月18日(金)にGAOに提訴していました。
その後、2016年2月26日(金)にGAOは、問題はなかったとしてボーイングとロッキード・マーティンの訴えを退ける決定を発表しています。両社は主張の妥当性には自信があるが、空軍と将兵の気持ちを考えた最善の策としています。