ボーイングKC-46A、初めて海兵隊のAV-8BハリアーIIに空中給油

ボーイングKC-46A、初めて海兵隊のAV-8BハリアーIIに空中給油

ニュース画像 1枚目:ワシントン州上空で海兵隊のAV-8Bと空中給油するKC-46A「N462KC」
© John D. Parker / Boeing
ワシントン州上空で海兵隊のAV-8Bと空中給油するKC-46A「N462KC」

ボーイングKC-46Aペガサス空中給油機が、2016年3月1日、初めてAV-8BハリアーIIとの空中給油に成功しました。この飛行試験はワシントン州上空で行われ、ホース&ドローグ・システムが使用されました。

KC-46Aは、フライングブームとホース&ドローグ(プローブ&ドローグ)の2つの方式に対応した空中給油システムを搭載し、胴体後部中央にあるフライングブームは毎分1,200ガロン、両翼端と胴体後部中央のホース&ドローグは毎分400ガロンの燃料を給油することができます。

KC-46Aは、これまで空軍のF-16、海軍のF/A-18ホーネット、そして今回海兵隊のAV-8Bと空中給油に成功したことになります。これは、2016年末の低率初期生産決定につながるマイルストーンC実証試験の一環です。

リリースされた画像によると、今回試験を実施したのは、2015年9月25日に初飛行した試作2号機(EMD-2)「N462KC」の模様です。

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