関西国際空港は、2016年3月27日(日)から10月29日(土)までの2016年夏スケジュールで、ピーク時となる9月の国際線定期便が週1,260便と、開港来最高の計画になっています。この内訳は、旅客便が週1,115便で過去最高、貨物便が週145便で夏スケジュールでは過去4番目です。
2016年夏スケジュールでは、デルタ航空が成田経由でニューヨーク線を週7便、エア・カナダ・ルージュがバンクーバー線を2015年夏の週5便から増便し、週6便で運航する計画です。アジア方面では、チャイナエアラインが台北線を週28便から週35便、中国南方航空が上海線を就航、北京首都航空が済南線と瀋陽線、フィリピン航空が台北経由マニラ線を就航する予定です。
格安航空会社(LCC)では、バニラエアが新たに台北線を週7便で乗り入れるほか、ジェットスター・ジャパンがマニラ線を週4便で就航します。海外のLCCでは、ティーウェイ航空が仁川線を週17便から週24便に増便する計画です。関空に就航するLCCは18社、国際線旅客便に占めるLCC率は33.3%となります。