マレーシアのラヤ・エアウェイズ、初の767Fを受領 日本への就航も計画

マレーシアのラヤ・エアウェイズ、初の767Fを受領 日本への就航も計画

マレーシアの貨物航空会社、ラヤ・エアウェイズは2016年3月、767-200貨物機を受領したと発表しました。機体記号(レジ)「9M-RXA」で、同社の保有機は757-200Fの1機、727-200Fの2機とあわせ、4機となりました。

「9M-RXA」は、マレーシア籍で初めての767-200SFで、機材更新プログラムの一環での導入です。この機材で、ネットワークの拡大や国際市場への拡大を目指します。特にアジア域内の航空貨物需要のニーズに対応します。

767-200Fはペイロード42トンで、直行便の航続距離は約8時間です。貨物室は4度から30度に温度管理でき、家畜や馬、生鮮食品、医薬品、人道や救援物資などに加え、石油・ガス機器などを最適な温度で輸送できます。

ラヤ・エアウェイズは、2015年10月に757、今回の767を導入し、本格的に機材更新を進めていくほか、2016年末までに2機種で6機体制とし、保有機数を拡大する計画です。これにより、日本への乗り入れをはじめ、インド、韓国、タイ、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、中国、インドネシアに就航するほか、香港とシンガポールへの便数を増加する計画です。

メニューを開く