宮城県航空協会、大利根グライダー墜落事故による飛行自粛を解除

宮城県航空協会、大利根グライダー墜落事故による飛行自粛を解除

宮城県航空協会は2016年3月26日(土)、宮城県角田市に位置する角田滑空場の飛行自粛措置を解除し、同日午後から飛行活動を再開しました。

飛行自粛は3月17日(木)に、大利根飛行場を離陸したPZL-ビエルスコの「JA50KM」が住宅に墜落した事故を受けて3月19日(土)から実施されていたもので、1週間ぶりの飛行活動となります。

同協会では、場周飛行での注意事項やスピンによる墜落事故の防止について、角田滑空場の「運用規定細則」と「運用要領」の改訂を行ったほか、使用機体や機材の安全点検を実施、また教官ミーティングを開催し、運用規定細則の改定内容の確認と、指導方法の標準化について協議した上で活動を再開しました。

宮城県航空協会は、角田滑空場を利用する会員は、運用規定細則の改訂内容をよく確認した上で活動に参加するように呼びかけています。

なお、事故でグライダーが墜落した千葉県栄町では3月23日(水)、町が大利根飛行場を管理する日本モーターグライダークラブに対し、住宅密集地での飛行を禁止するよう要請しています。

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