海兵隊岩国基地、民間機の増便を歓迎 地元コミュニティとの強固な関係

海兵隊岩国基地、民間機の増便を歓迎 地元コミュニティとの強固な関係

アメリカ海兵隊岩国航空基地は、2016年3月25日付けで、全日空(ANA)が岩国発着枠の拡大を受けた増便について、同基地が地元コミュニティと培ってきた強固な関係が実を結んでいることを表していると、歓迎のコメントを発表しています。

ANAは羽田/岩国線を1日4便に加え、増枠された2枠のうち1枠を羽田/岩国線の増便、残る1枠を岩国/那覇線を新規就航しました。この発着枠は、暫定的に12カ月ごとに更新することとなっています。

岩国空港の航空管制は、アメリカ海兵隊が行っており、アメリカ軍の任務遂行を行う即応態勢を整えた航空基地で、訓練、戦闘、人道支援や災害救助など不測の事態に対応する際、民間機は運用上の都合による遅延が生じる場合もあります。

在日アメリカ軍は即応性を確保しつつ、地元コミュニティの要望に応じ、滑走路の運用支援を広げ、軍民統合した運用を継続するとしています。また、民間機の運航を支える基地の運用担当者のプロ意識、さらに臨機応変に対応できる柔軟性を兼ね備え、引き続き地元コミュニティの一員として関係を構築していくと表明しています。

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